ビットコインは560万円で足踏み、3.8万ドルの壁に挑戦中
今週のビットコイン(BTC)対円の相場は、560万円前後で小動きが続いています。ドル建てでは3.8万ドル(≒561万円)という節目を超えられず、上昇の勢いに欠けています。
今週の相場の動きを振り返ってみましょう。
週明けの27日には、仮想通貨取引所のバイナンスのCEOであるCZが米国で訴追される可能性が報じられ、バイナンスの運営に不安が広がりました。これにより、BTCは560万円を割り込み、550万円台まで下落しました。
しかし、同日に発表された米国の住宅販売戸数が予想を下回り、米国の景気回復に疑問符がつきました。また、米国の5年債の入札で高い需要が見られ、米国の金利が低下しました。これらの要因が、BTCの下支えとなり、下げ幅を縮小させました。
翌28日には、米国の住宅価格指数も予想を下回り、米国のインフレ圧力が弱まる兆候が見られました。さらに、・・・