2023年8月31日時点のビットコインテクニカル分析は、以下のとおりです。

* 日足終値は移動平均線(14EMA)を上回り強気トレンドを示唆している。
* オシレーターは短期でプラスで推移し、モメンタムの回復を示唆している。

* 昨日のビットコインは1.3%下落し、終値は399.1万円だった。
* 一昨日は大きく上昇したが、昨日は上値が重い展開となった。
* 日足は長期移動平均線で上値が抑えられている状態だ。

* オシレーターは短期でマイナスを回復したものが出てきており、CCIは昨日プラスとなり7で推移。Fisherはプラス圏で上昇し、買いシグナルが出ている。長期オシレーターのMACDはマイナス圏で遅行線を上回り、上昇している。

* ボラティリティ指数のADX(30)は下落し、トレンドの弱体化を示唆している。

* 今週のビットコインはこれまで3.8%の上昇を記録している。
* 一昨日の上昇により短期のモメンタムは回復したが、長期トレンドはまだ弱気を示唆している。
* 日足は一目均衡表の下でまだ推移している。
* 今週のADXは下落しており、強気トレンドの発生にはもう一段の上昇が必要であることを示している。
* 400万円より上にはテクニカル指標のレジスタンスがあり、上値が重い展開が予想される。

**解説**

* 移動平均線(14EMA)は、過去14日間の平均価格を表す指標です。終値が上回っている場合は強気トレンド、下回っている場合は弱気トレンドを示します。
* オシレーターは、相場のモメンタムや勢いを表す指標です。プラスで推移している場合は上昇圧力が強い、マイナスで推移している場合は下落圧力が強いことを示します。
* ADX(30)は、ボラティリティの強さを表す指標です。上昇傾向にある場合はトレンドの強さを示します。
* 一目均衡表は、テクニカル分析の指標の一つです。上昇トレンドの場合は雲の上方に位置し、下降トレンドの場合は雲の下方に位置します。

**まとめ**

短期のモメンタムは回復していますが、長期トレンドはまだ弱気を示唆しています。今週は上昇していますが、強気トレンドの発生にはもう一段の上昇が必要であり、上値が重い展開が予想されます。

投稿者 塾長