ビットコイン(BTC)対円相場に関する解説

– 今週のBTC対円相場は底堅くも上値の重い展開に終始しており、4日正午時点で410万円台後半で取引されている。

– 週末に起きたカーブファイナンス上の複数ステーブルコインプールからの不正資金流出を受けてアルトコイン市場が軟化している。

– 米証券取引委員会(SEC)はコインベースを提訴し、同社にBTC以外の暗号資産(仮想通貨)が証券に該当するとして上場廃止を要求していた。

– 同委員会がリチャード・ハート氏とヘックス(HEX)を含む彼のプロジェクトを提訴したことで、BTC相場はドル建で節目の2.9万ドル(約413万円)割れを試した。

– 相場は一時的に430万円まで上昇したが、フィッチ・レーティングスが米国の外貨建て長期債を格下げした影響で上げ幅を縮小し、報道によるバイナンス起訴の検討も相場に影響した。

– 中期的にもBTC対ドルは停滞しており、ボラティリティの低下は新しいトレンドの始まりを示唆しているが、相場の方向感は読み難い状態にある。

– 目先では、8月4日の米雇用統計や10日の7月米消費者物価指数(CPI)、13日のアークと21シェアーズのビットコインETFの承認判断が相場に影響する可能性がある。

上記より解説:

ビットコインの価格動向に関連する要因をいくつか挙げています。主な要因は次のようなものです:

1. カーブファイナンス上の不正資金流出:週末に起きたカーブファイナンス上の複数ステーブルコインプールからの不正資金流出が、アルトコイン市場の軟化に影響を与えている可能性があります。

2. SECによるコインベースへの提訴:米証券取引委員会(SEC)がコインベースを提訴し、同社にBTC以外の暗号資産が証券に該当するとして上場廃止を要求していたことが明らかになっています。これは相場に対する不確実性をもたらす要因となっている可能性があります。

3. リチャード・ハート氏とヘックス(HEX)への提訴:同委員会がリチャード・ハート氏と彼のプロジェクトであるヘックス(HEX)を提訴したことが、BTC相場に一時的な下落圧力をもたらしたことが記載されています。

4. ボラティリティの低下:中期的にもBTC対ドルは停滞しており、ボラティリティの低下は新しいトレンドの始まりを示唆しています。ただし、ボラティリティの指標は相場トレンドの方向を示す指標ではなく、動き出すタイミングのヒントにもなりにくいことが指摘されています。

5. 米雇用統計やCPIの影響:今後の相場には、8月4日の米雇用統計や10日の7月米消費者物価指数(CPI)、13日のビットコインETFの承認判断などの経済指標が影響する可能性があります。

お盆前にビットコインの現状把握をしました。ご参考程度で!!!(^_-)-☆

投稿者 塾長